ColdFusion MX プロフェッショナルガイド サポートのページ
このページでは、書籍「ColdFusion MX プロフェッショナルガイド」についての情報を掲載しています。とりあえず、付属CD-ROMに収録されているサンプルソースコード および、サンプルソースコードに収録し忘れていた cfx系のソースコードをダウンロード可能にしてあります。
November 17, 2002
間違いのご指摘などご意見がありましたら、暫定的にinfoseekの掲示版を作ってみたのでこちらにお書きください
[目次 | 補足 あるいは 訂正 | オンラインで購入可能なサイト | ソースコードのダウンロード | おまけ ]
書籍情報
著者:奥川博司・須賀正明
定価:本体3,800円+税
B5変型判・432ページ
ISBN 4-8399-0880-X
ColdFusion MXが発売されてから日本で始めてColdFusion MXに言及している書籍。全体的なレベルは既にColdFusionを使って開発経験がある方を想定した中・上級者向けとなっています。
目次
- 第1章 ColdFusion MXの概要
ColdFusionの歴史およびその概要とColdFusion MXになって従来のバージョンとどのような違いが生じているのかを説明
- 1.1 ColdFusion MXとは
- 1.2 ColdFusion MXで何が変わったか
- 第2章 ColdFusion MXの設定
ColdFusion MXの管理画面の各ページでどのような設定を行うことが可能なのか、その設定項目の効果などを交えて順番に説明
- 2.1 ColdFusion MXメイン画面
- 2.2 サーバーの設定
- 2.3 データとサービス
- 2.4 デバッグとロギング
- 2.5 拡張機能
- 2.6 セキュリティ
- 第3章 コーディングテクニック
ColdFusion MXで再利用を考慮したコーディングを行うためのテクニックを紹介。従来から使うことができたCFMLカスタムタグをはじめとしてユーザー定義関数や、ColdFusion MXで導入された新しい技法であるColdFusionコンポーネントについてそれぞれ説明
- 3.1 CFMLカスタムタグ
- 3.2 ユーザー定義関数(UDF)を活用する
- 3.3 ColdFusionコンポーネントとは
- 3.4 CFXでColdFusionの機能を拡張
- 3.5 ColdFusion MXデバッグ手法
- 第4章 新たな拡張機能
ColdFusion MXになって大きく拡張された機能であるグラフの描画機能、XMLを取り扱うための機能および、Javaと連携するためのいろいろな方法などを説明
- 4.1 ColdFusionでグラフを描く
- 4.2 XMLのハンドリング
- 4.3 Javaとの連携方法
- 第5章 Flash MXとの連携
ColdFusion MXとFlash MXを連携させてリッチなインターフェースを持つWebアプリケーションを作成するための初歩の部分から詳しく説明
- 5.1 Flash MXによるユーザーインターフェースの作成
- 第6章 ログイン管理とセキュリティ
実際のWebアプリケーションでよく行われるログイン管理のためのロジックの作成方法を説明、後半ではセキュアなWebアプリケーションサーバーを公開するためのノウハウについて解説
- 6.1 ログインが必要なアプリケーションを作成する
- 6.2 セキュアなWebサーバを公開するために
- 付録
- 付録A サンプルプログラムの使用方法
- 付録B 各トライアルソフトウェアのインストール方法
- 付録C データソース設定のための参考情報
補足 あるいは 訂正
- 1.2.3 ColdFusion MXでの主な変更点(P.27)にて cookieの取り扱いをするときに URLEncodedFormat と URLDecode が必須と記述したのですが、今 試したところでは問題がない。。。使用するWebサーバーやプラットフォームに依存していたのだろうか。詳細が確認できたら更新します。(1/8/2003)
- 同じく P.27 の cffile の説明でもcharsetに留意するように書きましたが、JVMのデフォルトエンコーディングが使われているようです。プラットフォーム毎のデフォルトエンコーディングのファイルを取り扱う場合であればそれほど気にする必要はないかもしれません。これなら影響度はCぐらいでも良かったです。ちなみに JVMのデフォルトエンコーディングは -Dfile.encoding=xxx というオプションで指定可能です。(1/8/2003)
オンラインで購入可能なサイト
他にもいくつかあるようだけどとりあえず、これだけ紹介。
サンプルソースコードのダウンロード
- 書籍の付属CD-ROMに収録されているものと同じもの:src.zip 489KB
使い方については書籍を参照してください。
- CD-ROMに収録し忘れた、cfxのいくつかのソース:anothersrc.zip 4KB (1/30/2003 追加)
おまけ
ColdFusion MXでプリコンパイルを行う
COLDFUSION Developer's Journal 2002 vol4 issue10に、CFMXのテンプレートをプリコンパイルする方法が紹介されていたので日本にいる方のために簡単にここでも説明しておきます。
cfmxになって、.cfmからJavaのクラスファイルへのコンパイルが行われるという過程が必要となったため.cfmの初回実行時に体感できるほど遅く感じてしまうのは周知のことです。これはその回避策のひとつとなります。
まず次のような batファイルを作成します。
set CFMX_HOME=c:\cfusionmx
%CFMX_HOMR%\lib\cfusion.jar coldfusion.tools.Compiler -webroot %1 -webinf %CFMX_HOME%\wwwroot\WEB-INF %1
このバッチファイルを precompile.bat として保存したとすると、使い方は
precompile c:\cfusionmx\wwwroot\foo
や、 precompile d:\inetpub\wwwroot\app
などとなります。
原文にはもっと詳しく説明が書かれていたのでそのうち更新したいと思います。
November 25, 2002
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